人は忘れてしまうから。
-2013年8月16日
この夏は結構引きこもっているのですが、
重い腰を上げて、映画「終戦のエンペラー」を観てきました。
これが非常に良かったです。そして、いろいろ考えさせられる映画でした。
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1945年8月30日、GHQ最高司令官ダグラス・マッカーサーが日本に上陸し、アメリカによる本格的な日本統治が始まる。マッカーサーは戦争犯罪人の一斉検挙とその戦争犯罪を裁くため、活動を開始するが、皇室、特に天皇（片岡）に対する戦争犯罪の有無の立証と、天皇が逮捕・処刑された際の、日本国民への影響を考慮していた。
マッカーサーの命を受け、知日家のフェラーズ准将は調査を開始するが、彼自身も開戦前、大学時代に知り合ったかっての恋人あやの安否を気に掛けていた。10日間という短い制約時間の中でフェラーズは、東条、近衛、木戸、関屋ら容疑者、関係者から聴取を行い、開戦に至る隠された真実と終戦における天皇の役割を暴いていくが、天皇が戦争に関与していない証拠を得ることができない。
天皇への戦犯容疑を晴らしたいフェラーズだが、具体的証拠の無いまま最終調査報告書をマッカーサーに提出する。やがて、調査書を読んだマッカーサーは、天皇の人物像を見定めようと、フェラーズに天皇との面会を設定するよう命じる。
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まず、この映画はハリウッド映画であり、昨年アメリカで公開された映画です。
監督はイギリス人、制作はアメリカ、企画は日本人で内容は日本の話、
そのバランス感が、どこにも寄る事無く中立で、とてもいい感じでした。
そして、終戦について考えさせられました。
正直言って、どうやって戦争が終わったかなんて全然知りませんでした。
今こうやって日本がある理由を、海外の映画で知るというのは複雑な気持ちです。
最後に天皇という存在のこと。
日本に天皇がいる、ということは一応当たり前ではありますが、
普段の生活で意識することは無く、その存在は謎でいっぱいです（勉強不足）。
ちょっと調べると、下記の質問がおもしろかったです。
天皇って現在存在する意味あるんですか？
とまぁこんな感じですが、
初音映莉子って誰？、みんな英語話せてすごい、
などなどいろいろおもしろっかったので、日本の歴史の勉強としてもいい映画だと思いました。
最後に、この映画を観るきっかけになったのは、
「藁の楯」を劇場で観たときの予告編でした。
劇場で観る予告編はとても魅力的で、また観に行きたくなります。
そこでいつも思うのが、面白そうと思っても、タイトルを忘れてしまいます。
最初に予告編の目次を配ってくれれば、映画の集客数も上がると思うのですが。。
下の2本が、今回気になった映画です。
そして父になる
人類資金
やられたらやり返す。倍返しだ。
-2013年8月11日
とまぁ、じぇじぇじぇに次いで流行語大賞にノミネートされるであろう、
ドラマ 半澤直樹です。
内容はとてもおもしろく、画も綺麗、
セットもちゃんと作ってあって、ロケもたくさんあるので、
結構なお金がかかっているとおもいます。
で、視聴率がすごい高い。
こういう風に、ちゃんと作れば、ちゃんと観てくれるってのは、
とてもいいことだと思います。
加えて、今回は銀行の話。
知らない世界の話っていうのは、なぜおもしろいのか。
それは、人間の好奇心と、
有り得なさそうなことでも、そういうものなのかと納得できてしまうからでしょう。
素直に話を受け入れられる状態になるのだと思います。
よく僕は昔のドラマはよかったと言ってしまいます。
僕らの勇気、ニュースの女、やまとなでしこ、美女か野獣など。
もちろん内容もおもしろかったのですが、
Webもなく、学校が世界のすべてだったあの時は、
素直に話を受け入れられる状態だったのかもしれません。
海猿・相棒・ハゲタカ・踊る大捜査線など、
専門分野系は映画化も結構あるので、
ぜひ映画化してもらいたいです。
ということで、今夜21時、
半澤直樹です。
ライ麦畑でつかまえて
-2013年8月 4日
「よみがえる空 -RESCUE WINGS-」
非常に面白かったアニメです。
2006年の作品のようですが、ざっくり言うと、海猿+空飛ぶ広報室な感じ。
航空自衛隊小松基地の航空救難団小松救難隊のお話で、
レスキューヘリのパイロットの物語です。
何かが起こった時、僕はニュースでそれを知るだけですが、
それに備えてる人がいて、それに命をかけている人がいる。
自分たちの後はいない、最後の希望という仕事は、
本当にすごいと思います。
ちなみにUH-60Jの左右の筒は燃料タンク。
非常にカッコいい。DVDも借りに行かないと。