share the sun Vol.08

責任。

Theme of share the sun Vol.09

今回、share the sun Vol.09のテーマ
「責任。」
3/28(金)深夜 締め切り。


次回、share the sun Vol.10のテーマ
「選択。」
4/25(金)深夜 締め切り。


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Word形式とリッチテキスト形式のファイルが入っています。お好みで。

chama
映像制作

昔、SIONという歌手が約束が出来ないからなるべくしたくないとインタビューに答えていた。

例え飲みの約束でも破ってしまう可能性が少しでもあれば約束はしたくないという話だった。

この話を読んだ当時は高校生で、何を言ってんだこのちゃらんぽらんと思っていた。

責任というのは口に出した時点で発生するもので、なるべく口に出さずに成果を出せればプレッシャーにならなくて良いと常々思っている。

これは仕事の進め方になるけど、やらなきゃいけないことは勿論責任を負うのだけど、プラスアルファの要素としてやらなくても良いけどやったら良くなる要素はこっそりとやって、成功すれば感謝されるという流れがお互いプラスの感情が生まれる様に思う。

まだまだ技術的な分野で責任を持てると言い切れないのでそんな進め方が多いのだけれど、そこに責任を持って進めれる様になるとまた新しいプラスアルファの事が出来るんじゃないかと思う。

それもまたこっそりと進めていくのだけれど。

先のインタビューの約束をするということは責任を持つということで、なるべくそこを負いたくないということなのかなと、今ならわかる気がする。

そしてそこから逃げているという捉え方も出来るのがまた大人になったということなのかもしれない。

責任

稲田 拓郎(D℠ / SWITCH QUARTER)
Webデザイナー

今回、見え方によっては尖ったテーマですが、深い意味はありません。

僕は、責任には3段階あると思っています。

①与えられたものをやり遂げる責任
②自分で決めたことをやり遂げる責任
③他人からの要望に答える責任

の3つです。

①与えられたものをやり遂げる責任
これは当たり前のこと。社会人には最低限必要なスキルです。これが出来ない人は「できないヤツ」と言われてしまします。

②自分で決めたことをやり遂げる責任
こいつは結構難しい。自分で決めるということは、途中でやめても誰にも迷惑をかけません。言い訳もできます。宣言するか、こっそりやるかにもよりますが、この時点で、結構な人が脱落するでしょう。

③他人からの要望に答える責任
This is 難易度最上級。①にも似てますが、これは「目に見えないものに答える」ということです。①は「与えられる」ので、非常に分かりやすい。③は直接言われません。いわゆる「期待」です。
上で書いたように、目に見えない。なので、その期待に気づくことが難しい。その上、①②をこなせる人であればあるほど、あいつは「できるヤツ」と言われ、周りの期待値は上がっていきます。あいつならやってくれる、あいつならやっているはず、あいつなら、、という無責任な押し付け、それに答えなければ文句を言われる理不尽さ。自分の損得を超えた部分、他人の領域でも関係無し。非常にしんどい責任です。これをこなせる人は、どこに行っても通用する人材です。


周りには、①もできない人もいれば、③までこなしている人もいます。周りから見ると非常に分かりやすい。ただ自分では気づけない。気づいても答えられない。難しい問題です。


解決策はあります。

-他人に期待せず、何も任されない人間になる。

期待を取り除いた人生は、さぞかし楽なことでしょう。


でもそんな人間にはなりたくない。そんな関係は作りたくない。


-他人の行動を当たり前と思わない。
-他人にがっかりした瞬間、過度な期待を反省する。
-自分への期待に気付き、喜び、見極め、何ができるか考える。
-広い心で、精一杯努力をする。


人間関係の中で絶対に生まれる期待と責任。
ひとりで生きていないという事実。
そんな思いを持って、今日も生きてます。

ガスランプ点滅

平原 慎士
Musician

いま、10分かけて買いに行ったプリンを10秒で食べ終わりました。
道路から通行人の大きな歌い声が聞こえてきます。
加えて、隣の家から爆音のラジオ。真夜中の、スティーヴィー・レイ・ヴォ―ン。
春は陽気だ。

3月のこの頃になると、あぁ1年経ったなと冬の年末以上に感じる。
1年といわず、とにかく時間は流れてるなー。
と、無駄な物思いにふける―

あれやこれやと、日々の出来事に追われてるうちに、よく色んな事を忘れます。
気が付いたときには、「やらなければ」と焦燥感が募る。
だけど、「やらなければ」と感じるときは、取り組む物事に対してもう自分の思いなんて
ほとんどなくなってる。「責任」と言葉はいいけれど、前向きに取り組んでいたらそんなことすら考えないはず。

責任感を思い始めたら、ガソリンが切れかけてる。ランプも点灯して、そのままガス欠では何もできやしない!―

なんて、ぼんやり考えてたら、お湯をガスコンロの上で沸かしっぱなしだった。
気をつけよ。

はかりごと。

鈴木 杏奈
港湾労働者

去年から馬術部のOB会の役員をやっています。
現役が掲げる方針や要求をきいて、ほかのOBたちと話し合いの場を設けたり、お金を集めたりする役職です。
騎乗技術の差からくる部員間のモチベーションの違い、所属する乗馬クラブとのもめごと、慢性的な資金不足など、問題は絶えなくて、後輩はぜんぜんかわいいと思えません。
でも、自分が現役の時にやってもらいたかったことをやらずにほっておくことも、できません。
できるかぎり余計な口をはさまずに、私情もはさまずに、気づかないうちに部員たち自身が考えて活動できるようにしたいと思っています。

肩の力を抜いて、気長に付き合っていきたい、私の責任です。

短髪の自分との再会

Muneto
Mover

僕は、business personという設定で現在活動しているところです。
さて、Business personとして、先日まで東京で活動してきましたが、この度、4月から人事異動というやつで、別の地域に移動しました。また、これまでの配置とは大きく異なる業務となりました。いずれ行くことになると覚悟はしていたものの、いざ本番になると、非常に不安であり、ルーティンさえもおぼつかないところですが、僕は必死にもがくしかないのです。目の前の課題とのいわば真剣勝負です。自分の与えられた任務に対して、責任ある判断をして、勇気を持って行動していく。他者から見れば大したことのない内容かもしれないけれど、個人的には責任ある仕事を担っていると思っているし、またその仕事を与えられたのは、それをできる能力が自分にあるからだと信じて取り組んでいる。相手から信頼されていなければ、重要な役割を振られることはないわけです。責任の内容や重要度にはたいそう不安になったり、些細なことにも悩んでいますが、この不安や悩みがあるからこそ、目の前のテーマに対して一生懸命に必死になれるのだと思う。不安が無くなってしまったら、進歩はありません。自分のため、組織のため、公私含め、新たな可能性へ、責任を克服し、粘り強く向き合っていきましょう。
約2年ぶりに短髪にしまして、切るのは凄まじくあっけなかったのですが、全く違和感のないスタイル。これこそが、真の姿ではないのかと思ってもいます。

 そういったところで、今回もありがとうございました。
 お相手は、Mover Munetoでした。