share the sun Vol.08

好み。

Theme of share the sun Vol.08

食べ物、人、洋服、場所、音楽、本、映画、スポーツ、、、
人は無数の物事から、自分だけの好みを見つけだします。
その好みは関心に変わり、その関心はいつの間にか人生の指針になったりもします。

好みはその人となりを表す、と言っても過言ではないでしょう。
また相手の好みを理解できれば、新しい世界へのきっかけになるかもしれません。

そういう理由から、Share The SunにもTumblrを設けます。
Tumblrでは、ジャンルを問わずおすすめや最近の興味、関心を上げられます。
sumblr

そして、今回のテーマ「好み」ではざっくばらんに語りましょう。

- 私はなるたけ自分の好みや偏見を去って、あらゆる形式の文章の面白さを
認め、あらゆる様式の文章の美しさに敏感でありたいと思っています。
- 三島由紀夫 「文章読本」より



2/28(金)深夜 締め切り。
*今回の締め切りは、金曜日です。
【フォーマットダウンロード】
Word形式とリッチテキスト形式のファイルが入っています。お好みで。

Stay by my side

Muneto
Mover

 好みとは好きということにします。
 好きとは何か。
 時々考えることがあります。
 例えば、私はあなたが好きです。しかし、なぜ好きなのか。具体的に、○○が◆◆だから、私はあなたが好きなのです。とはならないと思う。なぜかわからないけれど、あなたと一緒に同じ時間と場所を共有したいと思ってしまう。あなたの隣にいたいと思ってしまう。そんな気持ちが好きってことではありませんか。
 それでは、私があなたを好きではなくなることはあるのでしょうか。ありません。私と過ごしてきた記憶を失ってしまい、私を認識できなくなったり、何かのタイミングで身体を患ったり、年齢を重ねてお互いに老いていったり、そういったことがあったとき、私の思いは変わってしまうのでしょうか。まあ結局は、そのときになってみないとわからないということだと思います。しかし、何が起きても私の気持ちは変わらないでしょう。私はあなたが好きなのです。あなたがどんな状態になろうとも、やはり私はあなたと一緒にいたいのです。
 これまでも、これからも、あなたは心の支えであり、勇気です。ですから、あなたに少しでも必要だと思ってもらえるように、また、私と一緒にいることがあなたにとってプラスになるように、これからも精進していきます。私はあなたと一緒にいられることが楽しく、幸せなのです。あなたにも、同じように思ってもらえるように努力してまいりますので、今後ともよろしくお願いします。

 そういったところで、今回もありがとうございました。
 お相手は、Mover Munetoでした。

箱庭

稲田 拓郎
Webデザイナー

僕は架空のものが好きです。
何人かには話したのですが、内容というより作られた世界感という意味で、

ドラマだと「恋ノチカラ」
-ドラマ内でありながら、主人公が作ったデザインや広告がちゃんと作られているところ(あんまりカッコ良くはないけど..)

ブランドだと「F.C.Real Bristol(SOPH.)
-架空のサッカーチームを作り、ユニフォームや小物をホントに作ってしまうところ

音楽だと「初音ミク」
-完全に実在するアーティストのようにライブまで行うところ

アニメだと「SF系」と「音楽系」、
-近未来を作りこむところ、OP、EDを本人達が歌っている設定にできるところ

ゲームだと「GTA」「龍が如く」、
-THE 箱庭

みたいな感じで、好きなものを挙げただけですが、架空でありながら、その世界観で作りこまれている感じ(メインコンテンツから付随する全体でのパッケージ感)がすごく好みです。
かつ実際リアルな名前も入ってくると、もう最高です。(攻殻、ぼくらのウォーゲームとか)
たぶんその感覚を持っているデザイナーは結構多くて、
名刺作ったら、封筒、ポスター、ウェブ、オフィス、、といろいろと作りこみたくなる病もそのひとつと思います。
無印やappleみたいに、スタンダードを作りこむってのもアリですね。


これらは、出し手だけでなく、受け取る方も楽な手法です。
「そういう世界」という割り切りができるので、突っ込みどころが減ります。
J-Popは批判されるのに、アニソンは批判が少ないのはそこら辺だと思います。

そして、商業的にもかなり有利な方法です。
愛をくださいの蓮井朱夏、黄泉がえりのRUI、NANAのNANA starring MIKA NAKASHIMAなど、メインコンテンツに魅力を持ってもらえると、それに付随するコンテンツも魅力的に感じ、情?が生まれ、ただのグッズ展開より何倍も効果があると思います。踊るなどのスピンオフもその類ですね。それがまた作品の認知度アップや、完成度を上げることにつながるので、いいコトづくしです。(調子に乗り過ぎなければ。)


ということで、パッケージ感。いくつか企画を練ってます。
が、デザイナーという人間(最低でも僕に限って)は、肝心のメインコンテンツを作るのが苦手なのです。歌えないし、踊れないし、おもしろくないし、何かメインにできるコンテンツを模索しつつも、基本的に裏方人間なのです。

と、いうことで、、
メインコンテンツをお持ちの方。パッケージ感が欲しい方。
何かやりましょうか。